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高校生に食肉流通現場の見学授業を行いました

2024年10月11日
ニュース
畜産事業

JA全農みえ畜産課は10月8日、松阪市の県松阪食肉公社と全農みえ松阪食肉センターなどで県立久居農林高校生物資源科動物コースの3年生と教員計約30人に食肉流通現場の見学授業を行いました。

昨年度に続き2年目となる同取り組みは、全農みえと県内の農業科を設置する高校との関係強化や、畜産業の将来を担う学生に県内の畜産生産・食肉流通への理解を深めてもらうことを目的に実施しています。

事前に、全農みえ同課担当者が同校で食肉流通についての出前授業を実施。当日の見学授業では、牛・豚のと畜現場や枝肉冷蔵庫、枝肉から部分肉に分割する作業、部分肉を精肉に加工する作業などの見学を行いました。

同コースの生徒は、家畜からペットまで幅広く動物のスペシャリストを目指して学習しており、牛や鶏などの飼育管理にも取り組んでいます。参加した生徒は、初めて訪問する食肉流通現場を興味深く見学し、職員の説明を熱心に聞いていました。

全農みえ同課担当者は、「畜産を学ぶ高校生に実際の現場で見聞してもらうことで、理解を深めいっそうの興味・関心をもってもらえれば幸いだ。畜産生産や食肉加工流通に携わる若い人が増えるよう、畜産業のやりがいや魅力を伝えたい」と話しました。

今月中旬に県立明野高校、来年1月に久居農林高校2年生に向けた同授業の開催を予定しています。