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三重県出向く活動パワーアップ大会を開きました

2024年02月16日
ニュース
営農対策事業

JA全農みえ営農対策部は2月13日、津市のプラザ洞津で「三重県出向く活動パワーアップ大会」を開き、JAの出向く担当部署の担当者・管理者、JAグループ関係団体、県普及指導員など46人が参加しました。本大会は、地域農業の担い手に出向くJA担当者の活動の成果を共有し、相互研鑽とモチベーション向上をはかり、担い手との信頼関係を継続・醸成するためのスキルアップを目的に開催しています。

県内の出向く活動事例として、JAみえなか営農部TAC課の山本貴秀課長代理は、2023年に発足したTAC課の取り組みを報告。課内で編成されたチームごとに目標を設定し、その目標への取り組みを進めることで生産者の手助けとなるよう営農体制を強化していると説明しました。

県内の出向く活動報告のあと、県内の農業経営者らが講演。JA鈴鹿管内のイチバリキファームの本郷一馬さんは「地域の食を支える食料サプライチェーンを目指して」と題し、作物の多品目生産を実現させた複合経営、環境保全・地域づくりに向けた農業について紹介しました。続いて、JAいがふるさと管内のベジタブルラボ株式会社の堀田勝俊課長が「JAと共にある農業」と題し、農福連携事業の取り組みについて紹介しました。農業者経営者らは、JAの出向く担当者に向け、農産物の販売や新規就農者の支援を強化してほしいと呼びかけました。

県外の出向く活動優良事例では、JAにしみのTAC室の富田一幸室長が「農業者に寄り添った課題解決に向けたJAの組織強化策に基づくTACの活動」を講演。スマート農業やドローンリモートセンシングを活用し、担い手の作業軽減と生産コストの削減を実現させた事例を報告しました。