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JAべジマルファクトリーが「もにす認定」を受けました

2024年02月19日
ニュース
農産事業

障がい者雇用に関し優良な中小企業主として、JAみえなかとJA全農みえが出資する子会社、JAベジマルファクトリー株式会社が「もにす認定」を受けました。2月8日に三重労働局で認定通知書の交付式が行われ、久世訓社長に認定通知書が手渡されました。県内で24番目、津市内では10番目の認定となります。

障がい者の雇用促進および雇用の安定に関する取り組みの実施状況などが優良な中小企業を厚生労働大臣が認定する制度で、通称「もにす認定制度」と呼ばれます。企業と障がい者が明るい未来や社会に「ともにすすむ」ことを期待して名づけられました。

認定には、雇用への取り組み、成果、情報開示に対する評価や、雇用率制度の対象障がい者を法定雇用障がい者数以上雇用していることなどの基準を満たすことが要件となります。2023年6月1日時点で雇用率2.3%の基準に対し7.23%の実績となっており、現場調査や書類審査の結果、認定となりました。

同社は、2006年に農業者の安定経営や地域の発展と安全安心な国産野菜の提供をめざして設立。地元産、県産を中心とした国産野菜を使用したサラダなどを加工出荷しています。経営理念にもとづき、高齢者や外国人の雇用にも力を入れ、人格や個人の尊重に取り組んでいます。

今後、商品や事業所などに「障がい者雇用優良中小企業主認定マーク」の表示ができ、障がい者雇用の身近なロールモデルとして認知されることで、地域での取り組みのいっそうの推進が期待されます。