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果樹営農指導担当者情報交換会を開きました

2024年03月21日
ニュース
生産者・JA向け
営農対策事業

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は3月19日、松阪市の県農業研究所で果樹営農指導担当者情報交換会を開きました。果樹の生産振興を担うJA営農指導担当者や県農業改良普及員、県関係機関、全農みえ関係者19人が参加しました。

果樹生産の各産地の課題解決や生産振興を目指して、県内外のカンキツ、ナシ、カキ、ブドウをはじめとする各品目の生産状況や病害虫の防除対策など、生産・栽培に有益な情報を交換しました。

病害虫の防除対策では、昨年の発生状況と散布する農薬の登録基準や登録失効を確認し、防除暦の一部変更を検討。県中央農業改良普及センター病害虫防除所の担当者は、昨年8月以降、果樹カメムシの発生量が多いことから、今年の春頃から夏頃にかけて対策を徹底するよう呼びかけました。

このほか、三重県園芸振興協会は、ナシの花粉不足の対策として葯採取機の貸出をしていることを周知しました。次年度も果樹の生産者や営農指導担当者を対象とした研修会、情報交換会の開催を予定しています。