ＪＡ全農みえ農業機械課は３月２１日と２２日の両日、松阪市の全農みえ農機製品センターで、今年４月から出荷開始となる共同購入コンバインの商品研修会と内覧会を開きました。両日で、生産者やＪＡ、メーカー、全農みえなどから３９人が参加しました。

共同購入コンバインは、４条刈り５０馬力クラスで、型式はヤンマーアグリジャパンの「ＹＨ４４８ＡＥＪＵ」。生産者が必要な機能を厳選し、全農が需要を取りまとめ一括発注することで、現行の同クラスのコンバインと比べて価格を抑えています。

研修会では、共同購入コンバインの特徴やセールスポイントの説明のあと、実機確認を行いました。同社担当者が現行機と共同購入機の２台を用いて仕様を説明。ＪＡ担当者らは、現行機と比較して作業性やメンテナンス性が向上したことを確認しました。

午後からの内覧会を訪れた生産者は、同社や全農みえの担当者らから説明を受け、現行機と共同購入機を見比べながら作業性や整備性が向上した箇所や変更点を確認していました。

同課は、ＪＡ担当者に研修で得た知識をコンバインの購入を検討する生産者への提案活動に役立ててもらいたいとしています。