「JA全農みえ茶センター」の竣工式と開所式を行いました
「JA全農みえ茶センター」の新築工事が完成し、JA全農みえ茶販売課は3月27日、鈴鹿市山本町で竣工式と開所式を行いました。式典には、県内の生産者や茶商、取引先、県、JA、全農、施工業者などの関係者約50人が出席し、施設の完成を祝いました。
生産量全国第3位を誇る産地として、ブランド「伊勢茶」の生産基盤を維持・拡大するため、北勢地域に新たに土地を取得して茶事業施設を新設しました。これまで事業拠点としてきた鈴鹿市と大台町の茶センターを再編することで、碾茶(てんちゃ)などの荒茶を保管できる冷蔵スペースの確保や耐震性の問題解消、拠点集約による運営効率化をめざします。
施設内には、荒茶や仕上げ茶を集荷・保管する冷蔵庫と荷捌き所を備え、冷蔵庫の収容能力は2400トンで既存施設の約1.5倍となります。
JA全農みえの北原祐哉県本部長はあいさつで、「新たな茶センターの機能で伊勢茶の安定供給をめざす。生産者、JA、取引先、関係者が連携し、伊勢茶の生産基盤の維持・拡大と茶販売事業の拡大を実現していきたい」と意気込みを話しました。
施設の稼働は4月14日を予定しています。
【JA全農みえ 茶センター概要】
所在地:鈴鹿市山本町3104
敷地面積:8,316.58㎡
建物概要:倉庫棟(冷蔵庫、荷捌室)1棟
構造:鉄骨造平屋建
延床面積:4,573.05㎡
・冷蔵庫:3,772.90㎡、収容能力2,400t
・荷捌室: 236.92㎡、荷捌量38t/日
事務所棟(事務所、拝見場)1棟
構造:鉄骨造平屋建
延床面積:311.45㎡
・事務所:194.10㎡
・拝見場: 95.90㎡
着工:2024年8月7日
竣工:2025年3月27日



