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果樹営農指導担当者情報交換会を開きました

2025年05月28日
ニュース
生産者・JA向け
営農対策事業

三重県園芸振興協会(事務局=JA全農みえ営農対策部)は5月27日、伊賀市の県農業研究所伊賀農業研究室で果樹営農指導担当者情報交換会を開き、果樹の生産振興を担うJA営農指導担当者や県農業改良普及員、県関係機関、全農みえ関係者ら23人が参加しました。

本交換会は、各産地の果樹品目の生育状況や生産・栽培に有益な情報を共有し、課題解決や産地振興に結びつけるとともに、担当者間のコミュニケーション向上をはかることを目的に年4回開催しています。

情報交換会では各JAから2025年産果樹(カキ、ブドウ、ナシ、カンキツ)の生育状況や生育上の問題を報告し、産地間で共通する課題やその解決策等について自由に意見交換を行いました。

県中央農業改良普及センターや県病害虫防除所からは、摘果・摘心等の管理や病害虫の誘殺状況について情報提供を行い、今後すべての管理は満開日が起算となることから、管内園地を巡回し生育状況を把握することが重要だと呼びかけました。

また、第45回JA三重大会決議事項に基づく県内のフルーツ生産振興に向けて、ビニールハウスを活用したブドウの根圏制御栽培について研修後、場内の試験栽培園地を視察しました。

第2回は果樹防除対策をテーマとし、7月8日開催を予定しています。