野菜価格安定制度にかかる担当者研修会を開きました
2025年06月04日
ニュース
生産者・JA向け
農産事業
JA全農みえ園芸課は6月3日、津市のJA三重健保会館で「野菜価格安定制度」にかかる担当者研修会を開き、JAなどから15人が参加しました。
同制度は、国民消費生活上重要とされている野菜の安定生産と安定供給をはかるため、主に市場価格の著しい低落時に一定の価格補てんを行う制度です。この制度の事業のうち、三重県では主に「指定野菜価格安定対策事業」「特定野菜等供給産地育成価格差補給事業」を利用しています。
研修会では、各事業の対象となる野菜や産地、作付け面積や共同出荷の要件、補てん内容などの概要、手続きの流れと実務、年間スケジュールを説明。参加者は、生産者への補給金交付をより迅速かつ的確に行うための事務処理のポイントなどを確認しました。
また、同制度と選択制になっている農業経営の収入減少を補てんする「収入保険制度」との同時利用は終了し、2025年以降の新規加入者はいずれかを選択する必要があることなどを説明し、重複加入防止に向けた対応を確認しました。
