ＪＡ全農みえ園芸課は６月１０日、津市のＪＡ三重健保会館で２０２５年産加工かぼちゃ出荷販売会議を開きました。ＪＡ、県関係機関、全農みえの関係者３０人が出席しました。

各産地ＪＡや普及センターから生育状況や出荷見込み数量について、今年産は大きな病害虫被害もなく、概ね順調に生育していることなどを報告。今後、梅雨時期の病害虫防除や排水対策、肥大期の日焼け対策、肥培管理の徹底などを確認しました。

ＪＡや関係機関の生産振興の取り組みにより、今年産の作付け面積は過去最大の約１８ヘクタールとなっています。出荷は７月中旬ごろから始まり、ピークは７月下旬から８月上旬ごろの見込みです。

全農みえから出荷・販売計画を提示。今年産は、精算単価を引き上げるとともに、香港向け輸出の取り組み継続や規格外品の試験出荷により単収向上をはかることを説明しました。出席者は、出荷情報などの迅速・的確な伝達による販売強化で、生産者の手取り向上につなげていくことを確認しました。