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みえの米ブランド化推進会議総会を開きました

2025年06月24日
ニュース
米穀事業

みえの米ブランド化推進会議(事務局=JA全農みえ米穀課)は6月18日、津市のJA三重ビルで総会を開きました。

県内米穀卸、県、関係機関、全農みえから12人が出席。2024年度事業報告・収支決算、2025年度事業計画・収支予算の2議案を審議し、承認しました。

インバウンドを含めたコロナ禍後の需要回復、猛暑による収量減や精米歩留まりの低下などで米不足の状況となり、今後の情勢は極めて不透明な状況となっています。2025年度は、生産・消費動向の変化を見極めながら、生産対策・流通販売対策の両面で継続的な取り組みを展開し、県産米の消費拡大とブランド力向上、本県の水田農業の維持拡大に向けた検討を関係機関が一体となってすすめていきます。

生産対策では、高温による生育不良や資材高騰などで生産者の経営が厳しいなか、啓発資材の作成や情報発信、生産支援活動により、品質改善や生産力向上、消費動向をふまえた作付け転換をすすめます。「結びの神」については需要に応じた生産量の確保に取り組みます。

流通販売対策では、実需者が消費地近隣での原料確保をすすめる動きを注視しながら、県産米のいっそうの消費拡大やブランド力向上、「結びの神」のさらなる販路拡大と認知向上に取り組みます。また、県委託事業を活用したイベント出展による関西圏での県産米の情報発信・PR活動などをすすめます。