高校生に食肉流通現場の見学授業を行いました
2025年07月01日
ニュース
畜産事業
JA全農みえ畜産課は6月24日、松阪市の県松阪食肉公社やJA全農みえミートなどで、県立久居農林高校生物資源科動物コースの3年生と教員計約30人を対象とした食肉流通現場の見学授業を行いました。
3年目となるこの取り組みは、全農みえと県内の農業科を設置する高校との関係強化や、畜産業の将来を担う学生に県内の畜産生産・食肉流通への理解を深めてもらうことを目的に実施しています。
授業では、牛・豚のと畜現場や枝肉冷蔵庫、部分肉の加工・包装作業などの見学を行いました。
同コースの生徒は、家畜からペットまで幅広く動物のスペシャリストを目指して学習しており、牛や鶏などの飼育管理も行っています。参加した生徒は、初めて訪問する食肉流通現場を興味深く見学し、職員に質問を重ねるなど熱心に取り組みました。
全農みえ同課担当者は、「実際の現場を体感してもらうことで、興味・関心を深めてもらう良いきっかけになった。畜産生産や食肉加工流通に携わる若い人が増えるよう、県内畜産業のやりがいや魅力を伝えていきたい」と話しました。
今後は、県立久居農林高校2年生、県立明野高校2年生に向けた同授業の開催を予定しています。

