三重県園芸振興協会（事務局＝ＪＡ全農みえ営農対策部）は７月１５日、桑名市長島町の輪中の郷で「第１５回三重県トマトほ場共進会」の表彰式を開きました。農林水産大臣賞に輝いた服部達哉さん（ＪＡみえきた）をはじめ入賞者計１５人を表彰しました。

共進会には県内４ＪＡから５３ほ場が出品。４作型（早熟、抑制、促成、半促成）に分けて、県関係機関の関係者が草勢や果実の状況、病虫害の発生状況、ほ場衛生など１７項目を審査しました。

講評では、前年以上の猛暑で着果数の減少や玉肥大の低下が生じるなど栽培管理の難しい作となったが、上位入賞ほ場は草勢、果実とも大変バランスよく安定した栽培管理が行われていたとの報告がありました。

このあと生産者研修会を開き、生産者、ＪＡ、県関係機関、全農みえなどから７７人が参加しました。種苗メーカーなどから耐暑性や黄化葉巻などの病害虫に強い品種や栽培方法を紹介。参加者は、さらなる品質安定や生産性向上に向け、あらためて高温や病害虫対策への意識を強めました。

共進会の主な受賞者は、次のみなさまです。
おめでとうございます。

▽農林水産大臣賞＝服部達哉さん（ＪＡみえきた）
▽県知事賞＝三輪一雄（ＪＡみえきた）
▽東海農政局長賞＝水谷一彦（ＪＡみえきた）
▽県議会議長賞＝服部有哉（ＪＡみえきた）
▽ＪＡ全農会長賞＝黒宮重生（ＪＡみえきた）