ガスセンターで大規模地震を想定した防災訓練を行いました
2025年09月11日
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生活事業
9月の「防災月間」にあわせ、JA全農みえと株式会社JA全農みえサービスは9月9日、津市の全農みえ中央ガスセンター充てん所で大規模地震を想定した防災訓練を行い、職員・社員約30人が参加しました。災害発生を想定して各自の役割分担や各班の初動を確認し、防災意識を高めることが目的です。
訓練は、充てん作業中に震度5強の地震が発生し、配管からガス漏えいが発生した事態を想定。参加者は、関係機関への通報や緊急停止措置の手順確認、バルクローリー車の手押しによる構外退避、漏えい箇所の調査、貯槽タンクや充てん所の散水装置作動確認などに取り組みました。
またあわせて、LPガスを災害時に安全に使用し、地域避難所などへの支援ができるよう炊き出し訓練を行いました。ガスボンベや鋳物コンロを活用し非常用炊飯袋と無洗米を使用した炊飯と寸胴鍋での牛丼の調理を行いました。参加者は、一連の作業手順を確認しながら約30食分を作りました。
訓練を統括した全農みえLPガス課の長谷川和博課長は「LPガス取り扱い事業者として、重大な事故を防止する責任がある。一人ひとりが有事の際に迅速に初動態勢がとれるよう日ごろから意識して行動したい。また、災害時に強いLPガスの強みを生かし、温かい食事でほっとする時間を提供できるよう地域の安全・安心に貢献したい」と話しました。

緊急停止措置の手順確認

バルクローリー車の手押し退避

貯槽タンクの散水装置作動

非常用炊飯袋での炊飯