小麦赤かび病対策に向けた研修会を開きました
2026年02月19日
ニュース
生産者・JA向け
米穀事業
三重県庁とJA全農みえで構成する三重県小麦赤かび病対策コンソーシアムは2月9日、津市のJA三重ビルでJA営農指導員や地域普及指導員などを対象に研修会を開きました。
リモートを含め148人が参加し、麦類のかび毒デオキシニバレノール(DON)のリスクや現状と課題、対策について認識の統一をはかりました。
本県は小麦の作付け面積全国第4位、生産量第5位と全国でも上位の生産地です。近年、問題になっている麦類の赤かび病の発生状況に関しては、本県でも危機意識が高まっています。
農林水産省消費・安全局から麦類のかび毒防止の重要性と本県産小麦のDON濃度の実態、県内外JAグループからDON基準値超過事案と再発防止対策について報告。県中央農業改良普及センターから本県の赤かび病防除の現状と今後の対策、実需者から県産小麦の需要と要望について講演しました。
株式会社内外製粉の深谷有執行役員総務部長は「当社は年間1万トンを超える三重県産玄麦を使用し、重要な産地と位置づけている。今後も安定的に使用するため、リスク管理と品質の安定をお願いしたい」と話しました。
DON基準値超過があれば、県産麦だけでなく国産小麦の信用にも深刻な影響を与える可能性があることから、DONのリスク低減をはかり、県産麦の安定的な供給と評価を維持するため、関係機関が一体となって生産者への啓発活動などに積極的に取り組んでいきます。

