環境こだわり米
中央部に滋賀県の面積の約6分の1を占める日本一の琵琶湖と、周囲を高い山々で囲まれた豊かな自然環境の中で生産された近江米は高い評価をうけています。
厳しい栽培基準
化学合成農薬の使用量を通常使用量の半分以下、のべ7成分以下にしています。
- 前作物の収穫直後~収穫までの全期間を対象にします。
- 2種混合剤を使えば2成分に、同じ農薬でも2回使えば2成分に数えます。
化学肥料(窒素成分)を通常使用量の半分以下、4kg/10a以下にしています。
土づくりを基本にして、有機入り肥料であっても、その中に含まれる化学肥料成分を厳しくカウントします。
琵琶湖をはじめ環境にやさしい栽培技術を取り入れています。
- 水田から濁水を流出させない
- 環境に配慮して農薬を使用する
- 使用済みプラスチックを適正に処理する
の3技術を必須に、緩効性肥料や水田ハローの利用などを組み合わせて栽培しています。
どのように栽培されたかが記録されています。
- 播種、本田移植、収穫の作業や使用農薬、肥料が記録されています。
- 栽培ほ場には看板が設置され、農家の取り組みが公表されています。
滋賀県では、消費者の皆さんから求められる農産物を提供し、また近畿1400万人の水源である琵琶湖への負荷を減らすために環境こだわり農業推進条例を制定しています。