ニュース・イベント

「みずかがみ」新技術導入実証圃現地検討会に参加しました

近江米新品種「みずかがみ」の均質で高品質・良食味な生産の確保を目的に、滋賀県は7月18日、「みずかがみ」新技術導入実証圃現地検討会を開催しました。

この検討会は、「みずかがみ」の26年産から実用化された専用一発肥料を用いた栽培や、大豆跡・カバークロップ跡での栽培における生育状況等を確認するために実施しました。
JA滋賀中央会、近江米振興協会、各農業農村振興事務所、県農業技術振興センター、全農などの関係者26人が参加しました。

県内7か所(長浜市、多賀町、近江八幡市、東近江市、大津市、甲賀市、農業技術振興センター)の「みずかがみ」の実証圃を巡回し生育状況などを確認しました。巡回後、滋賀県農業技術振興センターで、今後の推進計画等について協議しました。

滋賀県は巡回結果として「「みずかがみ」の生育は順調で、導入した新肥料の効果も確認できた。これからは適期防除、適期収穫の指導をしていく」と評価しました。

今後の推進について、高品質・良食味の「みずかがみ」の生産拡大を目指し、滋賀県と近江米振興協会は8月9日に農業技術振興センターで27年産みずかがみの新規生産者に向け現地研修会を開催します。

全農しがでは「みずかがみ」の生産について、生産から販売まで一体となった取組みとして専用一発肥料等を普及させ、高品質・良食味の「みずかがみ」を消費者にお届けしていきます。