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関西茶品評会出品茶入札販売会を開催しました。

9月10日、全農滋賀県本部などは第67回関西茶品評会出品茶入札販売会を大津市内で開催しました。これは、8月に開催された関西茶品評会出品茶審査会で審査された茶を入札販売するものです。

入札販売会には関西、東海地域や東京・千葉の茶問屋や茶専門店、関係者など約100業者、約200人が参加し、茶の香り、色や形などを入念に確認しながら活発な取引が行われました。
今年産茶は、3月中旬以降の気温が平年よりやや低めに推移したため生育がやや緩慢でありましたが、大きな霜の被害もなく、品質的には良好でした。
開会にあたり、大会副委員長である当県本部の西谷弘士県本部長が、「異常気象や天候不順、茶の消費低迷など、茶業界を取り巻く情勢は厳しいですが、和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録され、和食を通してお茶の素晴らしさが再度見直される絶好の機会であると期待しています。」と挨拶しました。
入札結果は出品点数516点、落札金額35,970千円(税別)でした。

来る10月26日には、関西茶業振興大会滋賀県大会式典および関連行事が甲賀市で開催され、審査講評や審査会で優秀な成績を収めた生産者、地域への褒賞授与、講演会などが行われる予定。滋賀県内茶業関係者は、これらの大会を通じて、近江の茶のPRを図り、銘茶産地としての地位向上を図っていきます。