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研修会の様子 本所からの説明 -
研修会の様子 県本部からの説明
「担い手に出向くJAの担当者 愛称“TAC”」の活動を支援しようと、当県本部TAC推進課は、野洲総合センターで「平成26年度新任TAC担当者・TAC管理者基礎研修会」を開催しました。
研修会には県内JAの新任TAC担当者・TAC管理者12人が参加し、TAC活動の目的、TACとTAC管理者の役割などを熱心に研修しました。
開会にあたり、当県本部 営農対策部 寺井稔雄次長が、「本県のTACは定期的に担い手への訪問活動を行い、JAのTACミーティングの中では、TACが聴き取った担い手の意見・要望をJAの課題としてとりあげ、担い手の満足度向上、JAの業務改善に向けた対応策について、活発に議論されている。本日は、新しくTAC・TAC管理者になられた職員の皆さんを対象に基本的なTAC活動について研修いただき、今後のTAC活動に役立てていただきたい」とあいさつしました。
続いて、本所 営農販売企画部TAC推進課 伊東悠太郎氏が全国の担い手の動向やJAのTAC活動、さらに、TACパワーアップ大会2013で表彰されたTACとJAの活動について報告し、「経営規模の大きな担い手に農地が集約され、JAに対する要望も多様化する中で、TACが担い手を訪問して聴き取った意見・要望を、TAC部門と役員、関係部門が共有して対応策を協議し、JAグループとして担い手の経営向上に貢献していくことがTAC活動の目的である」と強調しました。
さらに、当県本部TAC推進課から、「TACの役割は定期的な訪問を通じて、担い手の意見・要望を積極的に聴き、誠実にこたえていくこと」、TAC管理者は、「TACの定期訪問の指導や、担い手の経営向上に向けた対応策を関係部門と検討するTACミーティングを運営していくなど、重要な役割を担っている」ことなどを説明しました。
昨年度、7JAが専任TACを設置し、担い手との面談件数は2万件を超えるなど、滋賀県内では積極的なTAC活動が行われています。