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平成26年産ビール大麦の成熟調査を実施しました

  ビール大麦の成熟調査の様子

滋賀県麦酒麦協議会とJA全農しが米穀部は26年産ビール大麦の成熟期調査をJAグリーン近江管内で実施しました。 これは、ビール大麦の成熟期における作況を調査し、今後の生産技術・出荷対策上の参考にするために毎年開催しています。契約先のビール会社、JA、県関係者など16名が参加し、栽培地である近江八幡市の4法人の圃場を巡回し、収量性や品質、病害虫の発生状況および収穫時期を確認しました。

今年産のビール大麦は、病害虫や気象災害の影響を受けずに順調に生育しており、降雨が少なく適切な防除が実施されたことから赤かび病等の病害も発生していません。
穂数は平年と同等以上に確保されており、稔実も良好であることから平年並み以上の品質と収穫量が期待でき、好天に恵まれて収穫時期はやや早いと予想されます。

産地JAにおいては、より良質な大麦を少しでも多く出荷したいとして収穫期の見極めと保管・調整管理の徹底にあたるとしています。