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キリンビールが滋賀県産ビール麦を使ったビールの発売を発表しました

キリンビール滋賀工場は「一番搾り 滋賀づくり 滋賀工場限定醸造」を5月に限定発売すると記者会見されました。この商品は、地元の食材に合うようなビールを開発する取り組みで、全国9工場で企画されています。「滋賀づくり」は滋賀県産ビール麦「サチホゴールデン」を1割ほど使用する他、缶や包装についても県内の工場で生産されたものを使用されます。

記者会見には生産者を代表し、JAグリーン近江 岸本幸男代表理事理事長とJA全農しが 西谷弘士県本部長が出席し、ビール麦の生産状況や銘柄の特徴について説明しました。現在、県内では栽培しやすく、安定した収穫量が期待でき、工場でも良質なビールを効率よく生産できるとして「サチホゴールデン」が、JAグリーン近江管内の4法人・約60haで契約栽培されており、平成26年産は契約数量の100tをキリンビールに販売しています。

「滋賀づくり」は県が地産地消の商品を推奨する「おいしがうれしが」のマークを包装に記載し、5月中旬、6月末の2回、17,000ケース(24本換算)の発売を予定されています。