ＪＡ全農しがは「平成２７年度　滋賀県麦民間流通地方連絡協議会」を７月に開催しました。

　この協議会は、製粉会社などの実需者とＪＡなどの生産者団体、行政関係者により、滋賀県産麦の生育状況や実需者からの意見・要望等を話し合い、民間流通を円滑に進めるため、毎年開催されています。

　行政関係者により「国内産麦の需要と生産について」、「滋賀県における麦生産の現状と生産振興について」説明されました。また、生産者団体からは、２８年産麦に向けての予定数量や取り組みについて説明されました。一方、実需者からは、規模拡大によるコスト削減や安定した品質および安定供給を望む意見が出されました。その後、関係団体連携による一体的な取り組みに向けて、実需者・生産者団体・行政関係者との間で活発な意見交換が行われました。

　今回の協議会を通じ、播種前契約数量にもとづく確実な生産・栽培指導を徹底していき、滋賀県産麦の品質・収量の向上を目指していきます。