滋賀県内のトップを切って平成27年産近江米の出荷が24日、高島市のJA今津町総合営農センターで始まりました。
出荷されたのはJA今津町管内で収穫・乾燥・調製された極早生品種「ハナエチゼン」、JA今津町の農産物検査員が60トン(2,000袋)を検査し、全量が「JA米1等」に格付けされました。JAによると、本年は天候等に恵まれ、7月上旬では平年並み、ハナエチゼンにおいては平年より2日程度早い生育推移であったが、8月中旬の雨天等でほぼ平年並みの刈取りとなり、また、病害虫の発生も少なく、求められている環境に配慮した安全で良品質な今津産米が生産できたとのこと。
検査を終えた新米は、「初出荷近江米新米第一号」の横断幕をつけた大型トレーラーに積み込まれ、地元有志による近江葦海太鼓の演奏とともに、JA今津町の中田組合長をはじめ関係者に見送られながら出荷されました。
この27年産米は、8月25日より県内を中心に各量販店で販売されます。