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平成28年度荒茶共同販売会初市を開催しました

 JA全農しがは2日、JAこうか土山支所にて生産者や茶商、JAなど関係者約30名が参加した「平成28年度荒茶共同販売会初市」を開催しました。

 昨年より5日早い開催となりました今年度の初市は、煎茶31点(1,008.5kg)が上場されました。

 落札平均単価は、4,582円(1kgあたり)と前年対比162%の高値相場となりました。最高単価は15,000円(前年同額)でJAこうかが落札されました。

 昨年より早い開催となった初市について、県農業センター茶業指導所の仲上和博所長は、「気温は高く推移し、適度な降雨もあったので、順調に生育した」と説明されました。

 初市に先立ち、茶取引の成功と安全を祈願した神事が行われ、当本部の小西県本部長が「一次的な冷え込みがあり心配したが、収量や品質に大きな影響を及ぼすことなく、概ね順調な生育状況となっており、高品質な茶の生産が期待される。厳しさが目立つ茶業界ではあるが、関係者が一体となった取り組みを進めていきたい。」と挨拶しました。

 今後まとまった数量が上場される予定で、一番茶は6月上旬まで、二番茶は6月下旬から7月中旬頃まで開催されます。