ＪＡ全農しがは、園芸作物の生産振興を支援するため、園芸作用防除機を保有しＪＡに貸出しを行うレンタル事業を今年度からスタートしました。

　９月に野洲市内で開催された園芸作用防除機レンタル事業の説明会には、約２０名の参加があり、レンタル事業の概要や防除機（ハイクロブームスプレーヤ）の性能、取扱方法などの説明がありました。

　１１月には、レンタル事業第１号として、ＪＡグリーン近江管内の組合員圃場にてレンタル防除機による作業が行われました。キャベツ圃場において実施されたレンタル機による防除作業は、農家組合員からも従来のセット動噴に比べて作業が早く終わり、楽であったとの声が寄せられ、立ち会った関係者も園芸作の作業効率向上や生産コストの低減に寄与することができると本事業の有効性を実感しました。

　ＪＡ全農しがは、レンタル事業を実施することにより防除の省力化に取り組み、園芸作物のさらなる生産拡大を図っていきたいと考えています。