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北陸近隣ブロックTAC研修会を開催しました

 JA全農しがは、長浜市で15日~16日の両日に「平成28年度北陸近隣ブロックTAC研修会」を開催しました。

 この研修会は、農業環境の似通った北陸近隣県(新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県)のTACが一堂に会し、TACの提案力およびモチベーションの向上を図ることを目的に開催しています。

 開会にあたりJA全農しが小西忠之県本部長が、「生産現場の第一線で担い手の意見・要望を聴き、その声にこたえていくTACの皆さまの役割・期待は、今後ますます大きくなります。全農といたしましても、TACの皆さまが活動のレベルを高め、担い手の信頼を獲得し、担い手の所得向上に結び付く取り組みを進めることが出来るよう支援してまいりたい。」と挨拶しました。

 研修ではJA全農岡田修平氏が全国のTAC情勢について報告し、続いて参加者の情報共有を図るため、JA柏崎(新潟県)北原拓朗氏、JAいみず野(富山県)玉井明氏、JA石川かほく(石川県)櫻井和幸氏、JA花咲ふくい(福井県)新宅俊之氏、JA北びわこ(滋賀県)松井喜明氏から、それぞれのTAC活動について報告がありました。また、基調講演では、新規就農者であるJAグリーン近江青年部 里路久光氏が、就業の2年間を振り返り不安であったことや情報の大切さなどの体験談と今後期待することを発表されました。また、㈱日本農業新聞大阪支所 支所長代理の一杉克彦氏からは、取材をTAC活動に置き換え、農家からの話を聞き出すポイントや内容整理の必要性などの発表があり、参加者は熱心に聞き入っていました。