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園芸作物の拡大および農業者所得増大に向けて

 JAグループ滋賀は、園芸作物の生産振興を通じて農業生産の拡大と農家組合員の所得増大の一助に資するために、県農業技術振興センター花・果樹研究部圃場での調査、研究の取り組みに活用してもらうよう、「自走式果樹用防除機 スピードスプレヤー」を寄贈しました。このスピードスプレヤーは棚の低い園や下枝の低い立木圃場でも散布作業が可能となるものです。

 滋賀県とJAグループ滋賀では、平成27年4月に本県農業の持続的発展と、農業者の経営安定、所得向上および農村の活性化を図ることを目的に「農業振興等に関する協定」を締結しており、寄贈はその協定に基づくもの。

 3月29日に行われた贈呈式では、県中央会 中川会長から三日月滋賀県知事に目録が渡されました。中川会長は「農家組合員の所得増大という課題への挑戦は、簡単なことではないが、これからの園芸振興等のために活用いただきたい」とあいさつしました。

 また、三日月滋賀県知事は、「園芸作物はこれから伸ばしていかなければならない。課題も多いが、これからもJAと協力して進めていきたい。この防除機をおおいに活用できれば」と感謝状を手渡されました。

 JAグループ滋賀は、滋賀県との連携をより一層強化し、「しが型園芸産地」の取り組みを進めていきたい考えています。

自走式果樹用防除機 スピードスプレヤー