ニュース・イベント

平成29年度「近江の茶」新茶シーズンスタート

 JA全農しがは2日、生産者や茶商、JAなど関係者約40名が参加した「平成29年度荒茶共同販売会初市」を、JAこうか土山支所で開催しました。

 今年度の初市は、煎茶5点(50kg)が上場され、落札平均単価は10,531円/kgと高値相場となり、最高単価は15,800円/kgと昨年を上回る単価でJAこうかが落札されました。

 この初市に先立ち、茶取引の成功と安全を祈願した神事が行われ、JA全農しがの小西県本部長が「一日でも早く滋賀県産の新茶をお届けしたい。そして全農として、生産者の所得向上に結び付けるべく取り組みを積極的に進めて参りますので、「近江の茶」の活発な入札取引となりますようお願いいたします。」と挨拶しました。続いて、JAこうかの山田組合長から「今年のお茶は良い感触であった。JAこうかとして、生産も販売も力を入れ、滋賀県のお茶を守っていきたい。そのために皆さんの力をお借りしたい。それが生産者の意欲にもつながる。」と挨拶されました。

 また同日の朝より、三日月滋賀県知事や岩永甲賀市長、岩永茶業会議所会頭やJAこうか山田組合長、JA全農しが小西県本部長は、土山にある関西茶品評会へ出品予定の茶園に赴き、茶摘みを体験し、新茶のスタートにあたり生産者を激励されました。

 三日月滋賀県知事らはその後も茶入札会場を視察されるなど、新茶への期待が高まる初市となりました。