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密苗実演圃場の取り組みをスタート

 JA全農しがは昨年より取り進めてきた生産現場での新技術、密苗の実演を現地圃場で行いました。

 密苗は、育苗箱の播種量を高密度にすることにより、箱使用枚数を減らし、労務費の削減や資材コスト低減などが図れると期待されているものです。

 昨年6月に、ヤンマーアグリジャパン(株)の協力でJA北びわこ湖北管内にて、県内JAや関係者約90名が参加した実演会を行っており、密苗を希望するJAを募っていました。

 29年度は9JA(13圃場)の現地圃場で実演を行う予定で、JAグリーン近江日野管内からスタートしました。当日は、ヤンマー密苗仕様の田植機による田植えが行われ、準備していました「みずかがみ」の箱枚数が昨年の半分程度で終えられたことから、箱の積込作業や保管場所の悩みが軽減できると好評でした。

 JA全農しがは、県内の様々な圃場で実演・検証を行い、密苗技術の普及に取り組みたいと考えています。