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平成29年産ビール大麦の生育を確認

 JA全農しがは、ビール大麦の成熟期の作況を実需者とともに調査し、今後の栽培管理や出荷対策の参考とするため、JAグリーン近江管内圃場での成熟期調査を12日に行いました。

 この調査には、キリンビール株式会社やJA、行政機関など約20名が出席し、生育状況の確認や収穫時期について意見交換を行いました。

 関係者によると、29年産のビール大麦については播種期以降に降水量が多かったことも影響し平年に比べ生育が遅れていましたが、4月以降の好天、気温の上昇により生育は上向き、収量も期待できるようです。

 JA全農しがは、契約数量の100トンを達成するために適期収穫や的確な乾燥調製に努めることなどを関係機関とともに確認しました。

 29年産のビール大麦の収穫は5月下旬より開始される予定です。