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平成30年産加工・業務用タマネギ出荷会議を開催

 JA全農しがは17日、県内JAや行政関係など24名が出席し、平成30年産加工・業務用タマネギの出荷等に関する会議を野洲市内で開催しました。

 30年産のタマネギは、定植時期の天候やその後の低温が影響したため、当初の生育は若干のバラツキが見られましたが、3月以降の天候に恵まれ、現在は概ね順調に生育しています。

 会議では、各JAから現況と出荷予定数量の報告があり、出荷に向けた最終確認を行うとともに情報共有を図りました。JA全農しが園芸農産課から「産地の信頼をさらに獲得するためには、品質の統一化と契約数量に基づく計画出荷がきわめて重要。結果として有利販売につながる」と関係者の協力を要請しました。

 JA全農しがは、生産性向上のため、契約出荷するJAに簡易型乾燥機を無償で貸出すことや、生産コスト低減の目的で全量コンテナ出荷を実施するなど、30年産タマネギでは400トンの出荷を見込み、生産者から実需者までを結び付けた、加工・業務用野菜における直販事業の拡大を図ることで、生産者の所得向上に、より一層取り組んでいきます。