ニュース・イベント

「米穀事業勉強会およびRPチームキックオフ大会」を開催 

 JA全農しがは、近江八幡市内で「初任者職員向け米穀事業勉強会およびRP(ライスプランナー)チームキックオフ大会」を5月22日に開催しました。

 RPチームでは、各組織のなかで集荷のリーダーとなる人物を設定、そのリーダーを中心としたチームを編成し、生産者への訪問活動で多様な集荷対策等を自らが発信・提案することが出来る体制を構築したなかで、大規模生産者等「プロの生産者への対応」を目指します。

 このRPチームには、販売担当やTAC、さらには若手職員も含まれています。

 第1部となる「初任者職員向け米穀事業勉強会」に当たり、米麦農産部の山川浩史部長が「生産者の方との接点活動を強化したい。そのためにも若手の職員に米穀事業の勉強会を開催し、今後の活動に活かしていただきたい。」とあいさつしました。

 続いて、JA全農米穀部、西日本米穀販売事業所の上田大介課長が講師となり、種子の準備から収穫・調製までの流れや、尺貫法による米の単位、精米の種類といった基礎知識を説明。さらに、お米の流通や消費者の動向、輸出も含めた販売手法など、生産から販売までの内容が盛り込まれた勉強会となりました。

 勉強会終了後に行われた、第2部「RPチームキックオフ大会」では、JA全農しがの小西忠之県本部長が「米穀事業では集荷が大切です。各自が自覚を持って取り組める工夫を考えてみようということで、RPという呼称を統一して、やるべきことを明確にすべきと考えました。集荷に特化した、米の専門、プロ集団として、農家に自らが提案できる体制を本格的に作りたい。全農としても支援していきたい。」とあいさつしました。

 続いて米麦農産部の山川部長が決議事項となる「平成30年産米の集荷拡大を目指して」について説明し、RPチームの目的・目標を共有するとともに、達成に向けて協力して進めていくことを確認しました。

 また、各JAのRPチームリーダーによる決意表明が行われ、それぞれの目標達成に向け、力強く決意を述べました。

 さらに、JA全農しが米麦農産部米穀課の今井英隆調査役が中心となり、この新たな取り組みであるRPチームの結束を込めて「ガンバロウ三唱」で大会を締めました。

 

 JA全農しがは、今回のキックオフ大会及び米穀事業の勉強会により、若手職員の知識向上を図るとともに、新たな取り組みにおけるJAグループを挙げた集荷対策に取り組むための体制の構築を図り、平成30年産米集荷の取り組みを強化することで、平成29年度近江米販売対策委員会で決定された全農集荷目標の63,000トン、JA集荷目標の77,000トン必達を目指します。