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営農管理システム(Z-GIS)操作研修会を開催

 JA全農しがは、営農管理システム(Z-GIS)操作研修会を6月26日、滋賀県立農業大学校 あしば研修館(近江八幡市)で開催しました。

 県内JAのTAC、営農指導員や関係機関から約30名が出席し、システムの機能や操作方法を研修しました。

 農家の高齢化や生産現場での労働力不足により、地域の担い手に農地が集積した結果、作付け状況や作業計画、作業記録などの営農情報や農地の管理なども煩雑になり、担い手の負担となっています。

 このような中、全農では様々なデータを地理情報と結びつけて視覚的に表現する地理情報システム(Geographic Information System=GIS)を利用して、多様な営農情報を管理する新たなシステム「Z-GIS」を開発し4月25日から運用を開始しました。

 「Z-GIS」は、圃場の所有者や栽培作物、作業記録などの営農情報を入力すると、インターネット上の地図に情報を表示させることができるシステムです。

 研修会では、全農本所 耕種総合対策部 アグリ情報室 大武 勇調査役が講師となり、「Z-GIS」の概要を説明しました。続いて、操作研修演習問題に基づき操作方法を研修しました。

 今後、担い手の農作業の効率化が期待できるこのシステムを、農家や農業法人、集落営農組織を対象にJAを通じて提案していく考えです。