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共同購入トラクターの普及へ  決起大会を開催

 JA全農は、生産者のアンケート結果を基に低価格モデルトラクターの開発をメーカーに要求し、現物確認および入札を経て、ヤンマーアグリ株式会社の「YT357JZUQH」(60馬力)を共同購入し、全国でのスケールメリットを活かした生産資材の価格低減に向けた取り組みを行っています。

 この取組みの推進に向け、JA全農しがは7月上旬、近江八幡市内で決起大会を開催しました。

 県内JAをはじめ、JAグループ関係者や農機メーカーなど総勢60名を超える出席者の中、JA全農しが営農資材部の中川邦宏部長が「全農は農業者・農協の代理人として共同購入の機能を十分に発揮する」とこの取組みの意義とこれまでの経過を含めて挨拶を行い、生産者の所得増大に向けた一層の協力を依頼しました。

 大会では、当該トラクターの実機を用いて仕様についての確認や県内でのアンケート調査による需要の結果報告を行い、生産者に自信を持って推進できる機械であることを確認しました。

 また、JA全農しが農業機械課長浜農機センターの吉村輝久氏は、「共同購入により生産費に占める農機のコストを下げるという所期の目標達成に向け、農機担当者と営農担当者が一丸となって生産者の方々に評価していただけるように取り組んでいく。」と力強く決意表明し、当該トラクターの普及に向けて、ガンバロウ三唱で締めくくりました。