ニュース・イベント

「滋賀のみのりを広めよう!!JAグループ滋賀第30回農業機械大展示会」を開催

 今年で30回目となる農業機械大展示会を9日から11日までの3日間、長浜バイオ大学ドームで開催しました。

 JAグループ滋賀では、自己改革の基本目標の実現と「農林水産業・地域の活力創造プラン」における「農業競争力強化プログラム」の実践に取り組んでいるなか、農業機械事業では①生産者の声を反映した共同購入トラクターの推進、②シェアリースや農機レンタルによる共同利用の提案と推進、③中古農機の流通促進やセルフメンテナンスの推進など農家所得向上のための取り組みを行っています。さらに、変わりゆく農業機械情勢に対応するため、労働力負担軽減や省力化に向けた取り組みとして、ドローンの活用やICTなど先端技術の導入によるスマート農業の実践を進めていきたい考えで、更なる農業機械事業の維持・拡充を目的に、県内16JAとJA全農しがの主催で当展示会を開催しています。

 会場内では、共同購入による低価格モデル農機の紹介や大型やレンタルなどの各種農機、小物商品、野菜関連商品などを展示。中央特設ステージではJA加工品のPRおよび抽選会や滋賀の特産野菜を活かした料理ショー、さらに、もちつき大会やセリ市などを実施し来場者の注目を集めていました。その他にも農機具のオークションや農作業安全啓発、セルフメンテナンス研修会、営農・担い手相談や食味測定、さらに先進技術を導入したロボット・自動走行トラクターや自動直進田植機、ドローンといった新技術の紹介・実演など初日から多くの来場者で賑わっていました。

 また、近江米の消費拡大に向けた取り組みの一環として「もっと食べよう近江米!」運動のパネル展示を行ったほか、人権啓発や農業大学校の活動紹介、滋賀羽二重糯米や近江の茶、牛乳などの消費拡大コーナーを設けるなど様々なイベントを盛り込み、3日間で前年を大きく上回る7,000人を超える来場者数となりました。