ニュース・イベント

完全自動飛行農業用ドローンの農薬散布はじまる

JA全農しがは4月下旬、ナイルワークス社が開発した完全自動飛行の農業用ドローンの農薬散布試験を野洲市内で行いました。

今散布試験は、ナイルワークス社としては全国で初めての麦の防除試験となり、管内のJAおうみ冨士をはじめ、県内JAの営農担当者など約20名が試験を視察されました。

 試験を開始するにあたり、JA全農しが営農資材部の中川部長が「本日はナイルワークス社、JA、全農が共同で取り組むことで試験をすることができる。ドローンの可能性は無限大であり、今後どう活用して農家組合員の手取り最大化に貢献できるか、その検証を関係者みんなで進めていきたい。」と挨拶しました。 完全自動飛行の農業用ドローンは、圃場の形をタブレットに登録するだけで飛行経路を自動で生成し、散布時には操作タブレットの「開始ボタン」を押すだけで離陸から着陸まで完全自動で散布が行える特長があります。

 JA全農しがでは、作業の軽減を目的とした完全自動飛行の農業用ドローンの普及検証に加えて、農業用ドローンを活用した生育診断についても積極的に検証をすすめます。