JA全農しがは8月6日、滋賀県近江八幡市にて県内の農家組合員やJAを対象にした「自動飛行ドローン実演会」を開催しました。
今回約70名が参加した実演会は、ヤンマーヘリ&アグリ㈱のオペレーターを講師に、ドローンによる農薬散布の導入提案として飛行条件や機能の特徴などをわかりやすく説明した後、実際に圃場にてドローンの自動飛行の実演を行いました。
今実演会で使用した農薬散布用ドローンは、ヤンマーアグリジャパン㈱が今年10月より販売する「MG-1P,RTK」を使用。本機は従来機よりも精度の高い位置情報を活用することで誤差3~4cm程度の自動航行が可能で、加えて広角レンズを使用したFPVカメラを搭載し、飛行中の障害物をリアルタイムで確認することができます。
参加者からは、防除作業の安全性など活発な意見があり、農作業における今後のドローン導入に向けて真剣に耳を傾けていました。
JA全農しがは今後もこのような実演会等を通じて、防除作業の省力化技術の普及を積極的に図っていきます。