滋賀県内のトップを切って令和元年産近江米の初出荷が20日、高島市のJA今津町総合営農センターで行われました。
出荷されたのは、JA今津町管内で収穫・乾燥調製された極早生品種「ハナエチゼン」。JA検査場にてJA今津町の農産物検査員が約45トン(1,845袋)を検査し、全量が「JA米1等」に格付されました。
今年は、梅雨が7月下旬まで長引いたことによる日照不足や8月の猛暑などの影響により、生育が心配されたものの、乳白やカメムシ被害などは少なく、品質は平年並みとなりました。
令和元年産の新米に相応しく、新米の米袋に「祝 新米出荷」と書かれた金色のラベルを貼り、金粉をふりかけた新米のおにぎりが関係者に配られました。
検査を終えた新米は、「初出荷近江米一号」の横断幕をつけた大型トレーラーに積み込まれ、地元有志による近江葦海太鼓の演奏と共に関係者に見送られながら出荷されました。この近江米は、翌日より県内販売店の店頭に並びました。