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農業機械新技術・新製品およびスマート農業研修会を開催しました

 JA全農しがは1月24日、野洲市(JA全農しが野洲総合センター)にて、JAグループ滋賀の営農・TACおよび農機担当者らを対象に、「農業機械新技術・新製品およびスマート農業研修会」を開催しました。

 受講者が作業機装着トラクターの公道走行に関する情勢やスマート農業への取り組みなどを研修し、農家組合員への適切な指導・提案を行うことを目的に開催したもので、約60名が参加しました。 開会にあたり、JA全農しが営農資材部の中川部長が、「公道走行の規制緩和等については条件をしっかり確認した上で適応していただきたい。さらに、農業人口の減少や農家の高齢化により今後さらに拡大していくスマート農業についても農家組合員の皆さんに適切な指導・提案ができるようにしてもらいたい。」と挨拶しました。

 研修会には、作業機を装着したトラクターの公道走行についての規制緩和の説明や灯火器類キット等の紹介が行われたほか、スマート農業研修では座学として農機メーカー4社からそれぞれの取組事例の紹介、屋外では「直進キープトラクター」や「ロボットトラクター」、「自動飛行ドローン」、「自動操舵ハイクリブーム」などの実演研修が行われました。

  今後もJA全農しがでは、農家組合員に正確でスピード感のある情報を提供するために、様々な研修会を開催します。また、このような研修会を通じて、各担当者がICT農機への理解を深め、積極的に県内の農家組合員へICT農機を提案し、生産コスト低減や効率的な作業が行えるよう継続支援していきます。

農機メーカーの説明に耳を傾ける受講者
  • 自動飛行ドローン実演の様子
  • 研修会(座学)の様子