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令和2年度荒茶共同販売会初市を開催しました

 JA全農しがは1日、JAこうか土山支所にて生産者や販売業者、JAなどが参加した「令和2年度荒茶共同販売会初市」を開催しました。

 昨年より1日早い開催となりました今年度の初市は、煎茶5点(38.5kg)が上場されました。

 落札平均単価は、12,974円(1kgあたり)と前年の5,153円を大きく上回るの高値相場となりました。最高単価は16,000円(前年13,000円)で落札されました。

 令和2年産のお茶は春先の低温により生育は平年よりやや遅れ気味でしたが、4月中旬から天候に恵まれたこと、霜の被害を受けなかったことから高品質な新茶が並びました

 今後まとまった数量が上場される予定で、一番茶は6月上旬まで、二番茶は6月下旬から7月中旬頃まで開催されます。

 今年度の荒茶共同販売会では新型コロナウイルス感染拡大防止のため施設入場前の体温測定やマスクの着用、手指のアルコール消毒の徹底、使い切り個人専用カップや専用スプーンの使用。また、会場内では濃厚接触を避けるよう間隔を広くとるなどの対策を講じています。 

 JA全農しがでは、生産者の所得向上と農業生産の拡大に結び付けるべく取り組みを実践しており、「近江の茶」においても活発な入札取引となるよう期待しています。