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第75回JA全農しが近江牛枝肉共進会を開催しました

 JA全農しがは11月22日、「第75回JA全農しが近江牛枝肉共進会」を近江八幡市の滋賀食肉センターで開催しました。

 JAグループで肥育された「近江牛」の肥育技術と生産性向上および消費拡大を目的に毎年開催され、今年は県内の生産農家から近江牛34頭(去勢20頭・雌14頭)が出品されました。

 厳正な審査の結果、(有)宝牧場の「宝1057(去勢)」が最優秀賞に選ばれ、全農滋賀県本部長賞、滋賀県知事賞、(公社)日本食肉格付協会会長賞が贈られました。「百合茂」を父に持つ「宝1057」の格付けはA5等級。枝肉重量は592.0キロ、霜降りの度合いを示す脂肪交雑(BMS)ナンバーは最高の12でした。引き続き競りも開催されキロ単価3,303円で落札されました。

 

 JA全農しがでは、コロナ禍や配合飼料価格の高騰など厳しい畜産情勢ではありますが、先人の方々が築き上げた「近江牛」の名声を今後とも高揚させるため、今後も生産振興に力を入れていきます。

受賞者は下記のとおり

最優秀賞  = (有)宝牧場さん

優秀賞1席 = 近江谷口牧場(株)さん

優秀賞2席 = (株)田井中牧場さん

優秀賞3席 = (有)古株牧場さん

優秀賞4席 = 松村巌さん

表賞授与された畜産農家の方々