JA全農おおいた

先輩職員の声

大分県本部
資材部 肥料農薬課
2017年入会
本間 智己
TOMOKI HONMA

大分県の農業に貢献するやりがい

Q.どのような仕事をされていますか?

JA担当者と生産者に対して肥料や農薬を提案

資材部は、生産者の手取り最大化に向けた肥料の銘柄集約・共同購入トラクター・段ボール箱の規格集約等の実践によるトータル生産コストの低減に取り組んでいます。多様なニーズに応えるための肥料満車直送、農薬の担い手直送の普及拡大、農機レンタルの拡充など省力・低コスト資材の推進を強化しています。

その中で私は、大分県の南部地区における肥料農薬事業の推進を担当しています。さらに、農薬の技術普及担当、JAや生産者への講習会等の対応もしています。推進担当の業務としてはJAへの提案、JA担当者と生産者のもとへ直接肥料や農薬の提案を行うことが主な業務になります。農薬の技術普及担当については年数が浅いこともあり、県内全域のJAに対する技術的な対応や推進担当者をサポートできるほどの仕事はできていないのが現状です。新規農薬の試験取り纏め、農薬の登録変更に関して、JAへの周知案内、推進担当者やJA店舗が活用できる資料の作成等を行い知識向上に努めているところです。講習会対応については、農薬の基礎研修会、農薬の安全使用に関する研修、毒劇物取扱者試験に向けた事前講習会等の対応もしています。

Q.仕事のやりがい・面白さは?

生産物の量・品質の向上に貢献できる仕事

推進担当の仕事は、JA・生産者の方に商品を提案する機会が多いのが特徴です。担当1年目は肥料農薬の知識も乏しく、作物の栽培の流れについても把握できていないことが多く、かなり苦戦しました。JAの方やメーカーの方、時には生産者の方に教えてもらうこともありましたが、その中でも生産者の方に提案した資材を実際に使っていただき、「良かった」というお声をいただけることが推進担当としてやりがいを感じました。2年目からは自分のできることが増え、仕事の幅を自分次第で広げられることにとても面白さを感じています。営農指導員とは違い栽培の全工程をサポートできる仕事ではありませんが、生産者が栽培の中で困っている問題に対して、幅広い商品の中から適切なものを提案し、実際に使っていただく。その結果、量や品質の向上につながったというお声をいただけることが、この仕事の一番のやりがいだと思います。

Q.全農の魅力はどんなところですか?

地元の農業を全国的に発信できる全農

大分県全域の農業生産から販売をサポートできる組織で、地元大分県の農業に関わることができる仕事がしたいと思い入会しました。その思いは入会後も変わることなく、県内での問題に対し、県内だけで解決するのではなく九州、全国といった広域的に解決の糸口を探せるのは全国組織の強みだと感じます。定期的に他県の担当者と情報交換できる機会もあり、広域的に全農職員とつながることができる一体感もあります。また、地元の農業を、全国的に発信できることも全国組織の全農だからこその強みだと思います。

Q.休日の過ごし方やプライベートを教えてください

休日はサッカーとゴルフで汗を流す

小学校からサッカーをしていて、今は地元の中学校のOBチームに所属し、月に数回社会人サッカーの試合や練習試合をしています。本会のフットサル部にも所属し、予定が合えばコートを借りて、先輩方とフットサルもしています。全農に入会してからゴルフも始めたので、休みの日に「ゴルフの打ちっぱなし」に行く機会も増えてきました。

Q.就活生へのアドバイスは?

全農は生産から販売だけでなく、生産者やその家族の生活を支える事業も行っています。現場に出て生産者の熱量を感じることもできるし、その思いを全国や世界に広げることができる組織だと思っています。地元の農業をより良くしたい、より多くの人に知ってもらいたいと思う人は、ぜひ全農に興味を持っていただければと思います。自分が何をしたいかという気持ちを大切にして就職活動頑張ってください。

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