大豆
県産大豆の特徴
水田活用
気候風土に恵まれた"おおいた大豆"
気候風土に恵まれた"おおいた大豆"
大分県は地形的に県北地域の平野部を除いては中山間地域が多いため、大豆生産の大部分は、水田を利用したほ場で行われています。栽培される品種は主にフクユタカ、すずおとめ、クロダマルで、その他にも実需者から要望される品種についても検討しています。
- 平野部を中心とした地域(宇佐・中津)では、集落ごとの集団栽培が多く、数量がまとまり品質が揃っています。
- 中山間地域(国東・大野・竹田・日田など)では、平均耕作面積は平野部に比べ小さいものの気候風土に恵まれ、それぞれに特徴のある産地を形成しています。
県産大豆の生産状況
土地利用型農業の基幹作物として、さらなる拡大を目指す
実需者と生産者の情報交換会などの開催により、需要動向を迅速に伝達する体制を確立し、関係団体との連携を強化しながら、実需者の要望に添った販売を展開しています。
生産販売対策
より安全・安心な"おおいた大豆"を
消費者のもとへお届けするために
消費者のもとへお届けするために
気象による影響を受けやすく、年によって数量・品質が大きく変動する大豆ですが、輸入大豆や県間での競合や実需者からの品質・品種・ロット・取引条件の要望・また消費者の「安全・安心」への意識の高まりなどによって、高度で的確・スピーディーな対応が求められています。 大分県では、これらに対応するため生産面、販売面において様々な対策に積極的に取り組んでいます。
生産対策
- JAと連携し良品質・安定供給を目指す。
- 安全・安心の取組強化(栽培履歴記帳の徹底)
- 実需者ニーズに対応した品種への変更
販売対策
- 契約栽培を中心とした計画的な販売
- 集約低温保管による大ロット化および品質保持
- 栽培暦や履歴記帳の適切な情報公開と残留農薬検査の実施