栃木の農畜産物

いちごをもっと楽しもう

上手ないちごの見わけ方

おいしさの目印は「ツヤ」と「ハリ」と「潤い」。

店頭でいちごを選ぶとき、あなたはどこを見ますか?大きく形の良いもの、真っ赤に色づいているもの…。ぱっと見て、おいしそう!と感じられるのがいちばんですが、いくつかポイントがあります。 まず、「ツヤ」と「ハリ」です。赤色が鮮やかでツヤのあること、果実にハリがあることが鮮度の証。 そして、ヘタに「潤い」があり活き活きしているものは、中身も元気です。目印は、「ツヤ」と「ハリ」と「潤い」。何だか私たちと似ていますね。

同じに見えて、実は、いろいろな規格があります。

いちごは、その大きさや形によって細かく規格が定められています。 形がきれいで、粒の大きさが揃っているもの、形がちょっと不揃いなもの、いろいろな大きさのいちごが一緒に入っているものなど。味に差はありませんが、用途によって使い分けると、楽しみの幅も広がります。例えば、ジャムやケーキに使う場合などは、グランデ(大小や形の不揃いなもののバラ詰)規格などを活用してみてはいかがでしょうか。お店で選ぶとき、規格にも注目してみてください。

いちご

2L:形がよく、粒の揃っているもの。

デコレーションケーキを華やかに飾るのにうってつけ。
大事なお客様のおもてなしにも。

M:粒の小さめのもの。

一口で食べやすいサイズです。
丸ごとの味を楽しめますし、ちょっとひと手間かけた
アレンジにも向いています。

グランデ:大小や形の不揃いなもののバラ詰め規格(「グランデ」と呼んでいます。)

パック詰めの手間が比較的少ないため、お気軽にお召し上がりいただける規格。料理に使ったり、お子様のおやつにも。

上手ないちごの味わい方

3STEPでおいしさ倍増!?
いちごを、よりおいしく味わうためのコツを3STEPにまとめました。

  1. 冷やしすぎない。
    果肉の中まで冷えきった状態では、舌が甘みを感じにくくなってしまいます。食べる少し前に冷蔵庫から出しておくのがいいでしょう。
  2. 洗う前にヘタを取らない。
    切り取った部分から水が入り込んで果肉が水っぽくなるうえに、せっかくのビタミンCも流れ出てしまいます。食べる直前に取りましょう。
  3. ヘタの方から食べる。
    いちごはヘタを上にして実るので、先の方から甘みが詰まっていきます。先の方を最後に食べれば、より濃い甘みを後味に残すことができます。