栃木の農畜産物

安心・安全の取り組み

東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、栃木県では、すべての品目を対象に「放射線物質のモニタリング」を行い、安全が確認された農産物のみ出荷しています。

いちごでは、出荷前にすべての産地を対象に、放射性物質のモニタリング検査を実施し、すべての産地において安全を確認しています。また、出荷中も定期的に検査を実施し、出荷終了まで継続的に検査を行う予定です。
検査結果は、速やかに栃木県のホームページで公表しています。

消費者の皆様に、安全でおいしい「とちおとめ」をお届けするため、県と協力して放射性物質モニタリング検査に取り組んでいます。

11月末、44集荷場エリアで安全を確認済みです。

モニタリングの様子

放射能モニタリング検査の流れ

  • 採取したサンプルは栃木県農業試験場に持ち込まれます。
  • 前処理。
    食べるところだけをカットし、指でつぶします。
  • 重量や体積を測定し、放射性物質測定装置へ。
    測定部は外部からの影響を受けないように分厚い鉛の遮へい体でおおわれています。
  • 測定には約33分(2,000秒)かかります。
    検査結果は直ちに県庁に報告されます。
  • 一般食品の放射性セシウムの基準値は、100ベクレル。
    NDとは放射性物質が存在しない、または検出限界値未満であることを示します。