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いばらき米ニュース

2012年07月12日

注意!米袋の水濡れ

空気口は複数開いています

≪例:空気口は複数開いています≫

関東の梅雨も終盤戦に入りました。稲を含め農産物の成長には必要不可欠な恵みの雨ですが、「お米の保存」に雨や湿気は大敵なんです。
意外と見落としてしまうのが「米袋の水濡れ」です。購入したお米を持ち帰る時に米袋が雨に濡れてしまったり、 キッチンで保管していて米袋に水が掛かって濡れてしまったり……雨が多いこの時期は水濡れの危険が特に高くなります。

米袋は一見すると密封してあるように見えますが、米袋にはいくつもの空気口が開いています。空気口は米袋内部の空気を抜き、 米袋を積んだ時に袋が破れるのを防ぐ為に開いているのですが、 袋が濡れるとこの空気口から水が染み込み、米が濡れてしまうことがあります。
高い室温の中、濡れた米を放置しておくと発酵やカビの発生の可能性が高くなります。カビたお米は残念ながら食べられません…。 米袋が濡れてしまった場合は、水をよく拭き取ってから保管して下さい。 

カビてしまったお米

≪カビてしまったお米≫

お米の保管場所にも注意が必要です。
なんとなくカビ臭い…そんな場所に米袋のままお米を置いておくと、
お米は空気口から匂いを吸収してしまいます。
水濡れを防ぐためにも、お米は米袋から密閉容器に移し替え、洗剤など強い匂いのある物の傍を避けた風通しのよい場所で保管しましょう。
茨城県でも、8月下旬頃から新米を出荷できそうです。
新米が出てくるまで、今あるお米を上手に保管して美味しく食べたいですね。