いばらき米ニュース
いばらき米ニュース
2017年9月11日
当精米センターでは、平成29年8月8日に「精米HACCP」認定を茨城県内では初めて取得いたしました。北関東でも2番目となります。
「精米HACCP」とは、通常のHACCPをもとに、一般社団法人日本精米工業会が精米における食品安全と品質管理・衛生管理・食品防御等を取り入れた独自の『精米HACCP規格』を定めており、
その規格に基づきマニュアルの作成や記録・管理の基準を設定し、安全・安心な製品を提供するための工程管理システムです。
■HA(Hazard Analysic) 危険因子の分析…微生物による汚染、異物(金属・虫)の混入等。
■CCP(Critical Control Point) 需要管理点…汚染・危害の防止につながる特に重要な工程、
各種選別機・精米機・金属検出器等の管理。
近年、「農場から食卓まで」のフードチェーン全体を通じた食品の安全に対する動きが急速に早まり、フードチェーンに関係する全ての事業者がお互いに食品安全のための対応を行わなければならない必要性が高まっています。
また、今後HACCP規格も義務化に向けた動きも進んでくることが見込まれております。
精米工場においては、この「精米HACCP認定」を取得することにより、生産から消費までのフードチェーンを繋ぐ役目、消費者からの信頼が向上される取組みになると考えられております。