ＪＡグループで取り組んでいる共同購入トラクター第２弾「ＳＬ３３Ｌ」。
トラクターの仕様は、１万人を超える生産者にアンケートを実施し、 寄せられた声から機能を絞り必要な機能を搭載した低価格機を実現するために 「共同購入機」として、メーカーへ開発要求したものです。

令和２年１２月より全国で販売を開始し、３月までの受注台数は２，９００台を超え、茨城県内でＪＡを通じて販売された台数は令和４年３月末時点で１３０台以上となっております。

本ページでは、茨城県内で共同購入トラクター「ＳＬ３３Ｌ」を購入し、 使用されている生産者・ＪＡ担当者にご協力いただき、インタビューを行いました。

メーカー：株式会社クボタ
型 式 名：共同購入トラクター「ＳＬ３３Ｌ」
Youtube（全農耕種資材部農業機械課公式）：https://www.youtube.com/watch?v=2727-wpQxlk ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



生産者　石間　洋一さん（６２歳）にご協力いただき、
「購入理由」や、「実際使用してみての感想」などをお聞きしました！ 会社員を定年退職して早２年。退職後は、農業従事者として家業に専念すると計画していた。
夫婦２名で、畑約２ｈａ、水田約１ｈａ（休耕田を含む）を出来る範囲内でこなしている。
年齢的に労力面で不安があった中、 横田所長から共同購入トラクターの話を頂き、使用していたトラクターも更新時期のため、購入を決意。
この年齢では、各レバーの変更操作が面倒になりがちだが、 耕運作業はボタン1つで作業スタート、全てオートマチックでとても楽チン。
主要な装備も充実しており、価格的にも大満足！
同時に購入したフロントバケットも、畑の整備や冠水防止の土盛りなどに活躍中。
これから労力も低下していく中で、 機械の助けが必須であり、労働力の軽減や作業時間の短縮をしていきたい。
今後もなめがた農機燃料（株）の方々を頼りにしています。

なめがた農機燃料（株）南部農機センター所長　横田　勇一さんに、
「セールス時のポイント」や、「共同購入の取り組み」についてお聞きしました！ 組合員の方が希望する製品の中でも、ベストマッチなものを選べるよう、 常に意識しながら機種の提案をするように努めています。

「最先端機能を装備した機種・多機能でハイテクな機種を使い、作業効率を向上させよう」とする担い手生産者の方や、 「低コストでシンプルな装備を希望し、作業効率の向上を図りたい」という生産者の方など様々な意見があります。
購入を検討している方が選択できる仕組みが望ましく、 今後も共同購入を含めてこのようなスタイルでの取り組みの継続を期待しています。


生産者　飯村　孝行さん（３４歳）にご協力いただき、 「購入理由」や、「実際使用してみての感想」をお聞きしました！ 作物は露地野菜（ほうれん草・馬鈴薯）。経営規模は家族（本人夫婦、両親）を中心に従業員１名、 繁忙期はパートを複数名雇い、作業している。
トラクターが更新時期で、ＪＡ担当者へ相談したところ、共同購入トラクターの取り組みを知り、 ちょうど良い馬力帯の「ＳＬ３３Ｌ」を勧められた。
操作が簡単で、コスト面でも経営を圧迫しない安価な商品を求めていた中で、 要望にマッチしたので、購入に踏み切った。
購入したトラクターは、畑への肥料散布やプラソイラーによる耕起作業を中心に使用している。
使用した感想は、燃料タンクが大容量で、 給油をすれば、日中は意識せず作業に集中でき、体感的にも楽で、燃費も良い。
また、必要な装備に絞られており、過剰な装備がないので、運転が楽で、分かりやすく感じた。

ＪＡ水戸常北農機センター　高橋　竜一さんに、 「セールス時のポイント」や、「共同購入の取り組み」についてお聞きしました！ 私は、「コストパフォーマンスに優れる」「必要充分な装備」というコンセプトで、 農機センターを利用される組合員の方へ提案を行っています。

機械の更新に際し、必要な機能をそのままにコストダウンを実現したこの取り組みを今後も継続してほしいです。

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インタビューは以上となります。

内容を見て気になった点や、ご不明な点などがあれば、
ぜひ最寄りのＪＡ農機センターまでお問い合わせください！

なお、ご注文は令和５年３月末までの受付となっておりますので、ご検討はお早めに！
※納品はご注文をいただいてから３ヵ月程度かかります。