1月のメニュー

 
 蓮根は茨城県を代表する野菜です。
 蓮根と日本人との付き合いは二千年以上前の遺跡から出土するなど、古くからあったようですが、食用としては鎌倉時代に中国から伝わり、全国各地に栽培が広まったようです。蓮根には穴が空いていて「先が見通せる」ということで、縁起の良い食べ物とされてきました。おせち料理には欠かせない食材です。
 蓮根に豊富に含まれるビタミンCは熱に弱いのですが、蓮根に含まれるでんぷん質に守られて、加熱しても相当量のビタミンCが残ります。また野菜としては珍しくビタミンB12が豊富なのです。
 ミネラルではカリウムや亜鉛、銅、鉄を多く含みます。ペクチンなどの食物繊維も多く含んでいます。他の食材との相性もよい蓮根を食事のメニューに加えてはいかがでしょうか?今回は蓮根の金平を紹介します。

蓮根の金平(きんぴら)                        調理時間:約10分

蓮根の金平(きんぴら)

 

蓮根200g
人参50g
大さじ2
醤油大さじ1
みりん大さじ1
黒糖大さじ1
ごま油大さじ1
サラダ油大さじ1
とうがらし1本

  1. 蓮根・人参は洗って皮をむき、縦半分にし薄切りにして水にさらします。
  2. 1.をザルで水を切ります。
  3. とうがらしは半分にし、中のたねを取ります。
  4. 鍋にサラダ油・ごま油・とうがらしを入れて火にかけます。油が熱くなったら、蓮根・人参を炒めます。とうがらしは取り出します。
  5. 野菜に火が入ったら調味料を加えて炒めます。汁気がなくなったら出来上がりです。
    ※お好みでとうがらしは入れなくてもかまいません。

カロリー:1食当り259kcal 5訂食品成分表より引用