10月のメニュー

 
 さつまいもは甘藷ともいいます。
 原産地は中南米あたりと言われています。
 日本へは17世紀初頭に中国南部を経て琉球(今の沖縄)・鹿児島へ伝えられました。
 関東地方で栽培されるきっかけになったのは江戸時代の徳川吉宗の時代に飢饉対策として青木昆陽に小石川で試験栽培させたことによるといわれています。
 こうした伝来のためか関東地方では薩摩芋(さつまいも)と呼ばれるようになりました。また沖縄では唐芋(からいも)、鹿児島では琉球芋(りゅうきゅういも)ともいわれています。
さつまいもはほぼ一年中食べることができますが、これは産地で秋に収穫したものを貯蔵して出荷しているからです。
 だから旬は秋、まさにこれからです。
 さつまいもは栄養面から見てもとても優れていて、炭水化物・たんぱく質・繊維質を含みます。またビタミンCも含み、しかも加熱しても損失が少ないのです。これはさつまいもに含まれるでんぷん質がビタミンCを包み守ってくれるからです。
 さつまいもを甘く美味しく調理するこつはゆっくりと過熱すると上手く出来ます。
 これから一日一日陽が短くなり、風が肌寒く感じるようになってきます。
 ますます美味しくなるさつまいもを食事に積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか!
 今回はさつまいものオーブン焼を紹介します。

さつまのオーブン焼

さつまのオーブン焼

 

さつま芋1本
しいたけ(みじん切り)2枚
ソーセージ(みじん切り)2本
牛乳200cc
バター30g
小麦粉30g
黒糖10g
少々
こしょう少々

  1. さつま芋を5〜6cmの輪切りにして蒸します。蒸したさつま芋を上から器のようにくりぬきます。
  2. ソースを作ります。小麦粉はふるいにかけます。 鍋でバターを溶かして、小麦粉を入れます。(弱火で!!)
    よく混ぜて少しずつ牛乳を加えて、分離しないように木ベラで焦がさないように練っていきます。
    塩・黒糖・こしょうを加えて練り、1.でくりぬいたさつま芋、しいたけ、ソーセージを加えて混ぜて、先ほどくりぬいたさつま芋の中に入れます。
  3. 出来上がったものを、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼いて出来上がりです。