1月のメニュー

 
 
 お正月といえば欠かせないのがおせち料理。
 おせちとはお節句の料理という意味があります。
 お節句は桃の節句、端午の節句など年に何回もあります。
 それぞれに願いをこめた料理があり、大切にしたいものです。
 特に日本人が今でも念を入れて準備するのがお正月のときのおせち料理です。
 一年の節目であるから気持ちもこもるものでしょう。
 その料理も数の子、煮豆、田作りなどいろいろありますが、そのなかの「昆布巻き」を食べるのには昆布が昔は「コブ」または「ヒロメ」と呼び「喜ぶ」「喜びを広める」という意味・不老長寿の願いを込めて食べられてきました。
 また昆布のことを別には「エビスメ」とも呼び、これを七福神の恵比寿様にかけて福が授かる縁起の良い食べ物としても大切にしてきました。
 こうして大切にしてきたおせち料理も最近はついつい買って済ましがちです。
 たまには手作りして家庭の味を試してみてはいかがでしょうか。

鰤の卵の昆布巻まき

鰤の玉子の昆布巻まき

 

昆布(15cm×20cm位)4枚
鰤の卵(または生たらこ)4腹
昆布を戻した水500cc
薄口醤油大さじ2
みりん大さじ2
砂糖大さじ2
料理酒大さじ2

  1. 昆布は水に10分つけて戻し、水分をよくふき取ります。
  2. 昆布に鰤のを1本置き、昆布を2枚重ねて巻く。
  3. 鍋に昆布の戻し水、酒を入れて火にかけます。40分〜1時間ことこと弱火で煮込みます。
  4. やわらかくなったら、あくをとりながら、砂糖、みりんを加え更に10分煮込み、その後しょうゆを加えて10分煮込みます。
  5. 煮汁ごと一晩置いて味をしみこませ、出来上がりです!!食べるときは半分にカットして食べます☆

☆鰤の卵が手に入らない場合は生たらこで代用できます!!
☆お使いの鍋によってやわらかく煮えるまでの時間は違いますので、記載の時間は目安とお考えください。